【そのままでOK】自己肯定感を上げるには??

大学では入学から2週間、誰とも喋らず過ごしました。

どうもこんにちは。くコ:彡 (いか) です。

大人しい人に限らず、現代人の大半が抱えている悩み、それは”自己肯定感の低さ”ではないでしょうか。

友人や同僚と自分を比べ、なぜ自分はそうなれないのかと思い悩み、解決の糸口すら見つかることなく気づけば時間だけが過ぎている。そんな経験、したことのある方も少なくないのではないでしょう。特に現代はSNSの普及により、他人の意見に触れる機会が一昔前と比べて非常に多く、それを目にしただけで傷ついてしまうこともあるでしょう。

私の例でいえば、某SNSにおいてコミュ障、陰キャ、チー牛というような単語の綴られた投稿を見る度に、自分のことか…という風に自己解釈し、勝手に落ち込むことも良くありました。

今回の記事では、そんな自分が自己肯定感を上げるために行ったこと、及びそれらの効果を個人的な見解マシマシでお伝えしていきます。この記事で、あなたの自己肯定感を上げる一助になれば幸いです。

そもそも、自己肯定感を上げるとはどういうことを示すのでしょうか。私の解釈は”自分を認めてあげること”です。

断言しますが、どれだけ今よりも自分の能力を上げたところで、自己肯定感は高くなりません。なぜなら人間は自分に足りないものを欲し、それを持っている人を羨み妬むものだからです。どれだけ能力を上げようとも、自分を認めなければ心は豊かになりません。

つまり心穏やかに人生を送りたいのであれば、自分の意識を変える必要があります。

それが既にできている人は、他人の意見に惑わされることなく自分自身の道を進むことができるでしょう。では、自己肯定感の高い人は何故、自分の道を貫くことが出来るのか。それは彼らの意識や考え方にあります。以下で詳しく見ていきましょう。

・自分の長所に目を向けている

自己肯定感の低い人は、基本的に自分に厳しい人が多いです。

人間の認知の癖として、自分にも他人にもマイナスの面に目が行きやすいという特徴があります。そのため自分に10個の長所があっても、1つの弱点にばかり目が行ってしまい、自己嫌悪に陥ってしまっている人も多いのではないでしょうか。

いや、自分に長所なんてない。

断言します。そんなことはありません。長所は誰にでもあります。

まずは客観的に自分を見つめ、どんなに小さくてもいいので長所を見つける努力をしてください。そうすれば、絶対に長所は見えてきます。そしてその長所を更に伸ばすために、何をすればよいかを考えましょう。長所を磨くことは短所を消すことよりもよほど効率的です。短所に目を向けるのは、自分の長所に誇りと自信を持った後で遅くはありません。

前述にように、人の認知の癖で嫌な部分は何もしなくても見えてきます。自分に対しても他人対しても、積極的に長所を探すよう意識づけると、自己肯定感も上がり人間関係も上手くいくことが増えるでしょう。

・人生の主役は自分であると意識している

月並みな表現になってしまいますが、あなたの人生における主役はあなた自身です。他の誰でもありません。そして人生を内容を決めるのも、主人公であるあなた自身です。まずはこのことをよく覚えておいてください。あなた以外の人間は所詮エキストラ、モブに過ぎません。

自己肯定感の高い人は、自分と他人の間に明確な境界を設けています。

極論、親を含め自分以外の人間はすべて、少し賢いだけの猿だと思ってください。

一人一人の意見に価値があると思うからこそ、他人の意見に振り回されます。猿がなにかを騒いでいても、人間である自分がそれを気にする必要はありません。これは決して、他人を見下して傲慢に生きろ、という意味ではありません。それくらいの心の余裕を持っている方が、穏やかに生きていくことができるという話です。

勿論、家族や恋人、心から尊敬できる人等、意見を交わしたほうが良い方もいるでしょう。その場合、それらの方々は、猿からヒトに昇格させてあげましょう。ヒトはあなたの人生に出演する権利を得た存在です。エキストラ、あるいはモブとしてあなたの人生をより良い物語にするよう、是非とも働いてもらいましょう。ただヒトから意見を貰っても、それを受け入れるかは人間である自分の頭で考え、理解納得したうえで受け入れるようにしましょう。ヒトは猿よりも賢く、あなたの親身になって意見を提供しますが、最後に決断するのは唯一の人間であるあなたです。

大切な事なので繰り返しお伝えします。

人生において、あなたは主人公でありヒーローでありヒロイン。現時点で他人がどんなに幸せに見えても、最後に笑うのはあなたです。せっかく与えられた役なのですから、全力で演じ切りましょう。

・自分のことを客観視していない、できていない

これは余談になりますが、上記の人も自己肯定感が高いです。コンビニや飲食店で、店員の方に怒鳴っている人とかいますよね。このような人は全ての事柄において自分が正しいと思っていて、己を省みることをしません。そして相手が謝ることしかしないものだから、自己肯定感はどんどん増長していきます。

この記事を読んでいる時点で、今のあなたはこのような人間ではありません。

ですが、自己肯定感が行き過ぎると、他人に大きな迷惑をかける可能性があります。

人生の主役は自分、他の存在は猿に過ぎないという話をしましたが、その考えを表に出すのはお勧めしません。あくまでも考え方という話ですので、それらは胸の内に秘めておきましょう。また常に自分の行動を客観視する癖をつけ、自分の間違いに気づけるようにすることも大切です。

さて、これからは私が実際に行った、自己肯定感を上げるための具体的な手法について述べていきます。

・自分の中で誇れることを作る

結論、自分の中でこれが最も効果がありました。

自分の長所で目を向けるという話をしましたが、その長所を伸ばして誇りを持つことが出来れば、もう無敵です。これは何かで一番を取れ、という話ではありません。

自分にはこの能力があるから存在していてもいい、いや世界のために存在するべきだ。

冗談でもこのくらいのことを考えられると良いですね。

私の場合、それは学力でした。勘違いしないでほしいのは、決して私は優秀な人間ではないという事です。高校も偏差値50くらいの普通の学校でしたし、大学もその辺りの私立大学です。東大や早慶の学生など、上を見ればキリがありません。

ですが私は化学という分野において、大学院まで進み修士号を取得しています。大学卒業者の内、大学院まで進んでいるのは全体の10%ほどだそうです。日本の人口全体で考えれば、修士号を取得しているというのはより希少な存在となるでしょう。その上で、私は周りの人と比べて化学の知識や論理的思考力が優れていると自負しています。これは自惚れではなく、経験に裏打ちされた自信です。

分野は違えど、皆さんにも誇れる箇所があるはずです。それでも見つからないのであれば、これから作りましょう。自分の興味のあることなら何でもいいです。まずは触れてみる、その一歩を踏み出すことが何よりも重要です。

・筋トレ、散歩、睡眠

これらが一般的に言われる、心を強くする方法ではないでしょうか。

筋トレは私も少しやってみましたが、数か月で挫折しました。というのも、筋トレを始めてしばらくした後、食事にも気を遣わなきゃいけない、プロテインを飲まなきゃいけない、と様々なことを考えてしまい面倒になってしまったのです。今思えば、一旦付随的なことは無視し、筋トレ習慣だけを続けていれば良かったと思います。食事制限やプロテインは後から追加できますからね。

あくまでも運動習慣を目的とするのであれば、食事制限等は必ずしも必要ではないことを覚えておいてください。ガチ勢を目指すのは、肉体美に目覚めてからにしましょう。

そして散歩ですが、これはかなり効果があったと思います。

散歩は外に出るだけでできますし、なんと言っても気持ちいいです。太陽の陽に当たるとセロトニンが分泌され~だとか、科学的な話は一旦置いておきます。散歩は歩くことだけに集中できる、自分だけの時間です。これって、なんとも贅沢な時間の使い方だと思いませんか?

家の中だと家事や課題など雑念が多く、どうしても行動しなければという使命感に駆られてしまいます。その点、散歩は使命感に駆られることはありません。散歩をする、という行動を起こしているのですから。飽きたらいつでも帰っていいですし、帰ったあとは少しの疲労感と充実感があるはずです。

あと、睡眠もできるだけとった方が良いですね。理想は7時間程度です。

睡眠は1日の行動で、最も体を休めることのできる行動です。私たちの体は心とも深く繋がっているので、体を休めることで精神的も安定します。抽象的な話になってしまい申し訳ありませんが、1週間だけでもいいので良く寝る習慣をつけると、精神的にかなり楽になるはずです。しかしながら、9時間以上の睡眠は逆に健康を害するという研究例もあるので、睡眠時間は7, 8時間程度にしましょう。

・SNSから離れる

俗にいう、デジタルデトックスというものです。現代に蔓延する情報から一度距離を取り、見ず知らずの人と自分を比較するのをやめることを目的としています。正直な話、私にこの方法は向いていませんでした。なぜかと言えば、やはり現代人にとってインターネットはなくてはならない存在であり、手放す勇気が無かったからです。

確かにデジタルデトックスをすれば、心は一時的に安定すると思います。ですが、それはあくまでもSNS等から離れている間だけで、戻ってたらまた同じことになるのではないのでしょうか。それでは根本的な解決にはなりません。

デジタルデトックスなんてしなくても、真の意味で自分を認めていれば、SNSをどれだけ眺めようが劣等感は感じなります。それに私を含めてデジタルにまみれた現代人にとって、インターネットと離れることは不利益が大きすぎます。なんやかんや言って、インタネットはとても便利です。インターネットの良いところは活用して、苦手な部分は避ける。そのように上手く付き合えるといいですね。

・語尾で自分を励ます

中には他人の意見ではなく、自分の行動が起因して自己肯定感が下がっていく人もいます。特に自責思考が強い人ほど、この状態に陥りがちです。私もそうでした。

例えば何かで失敗した後、「どうして自分はあんな行動をしてしまったんだ…」と後悔します。ここまでは誰にでも起こりうることです。ですが自責思考の強い人は、”もし他の行動をしていれば今頃は…”というタラレバや、”そういえば前にもこんな失敗をして…”という過去の記憶を思い出し、後悔にまた後悔を塗り重ねます。これの厄介なところは、かなり昔の記憶まで思い出し、後悔に苛まれるという点です。場合によっては、10年以上前の記憶すら呼び起こすこともあります。

これの解決する方法として、語尾で自分を励ましてみるというものがあります。

なにか失敗してしまったとき、「どうして自分はこんなミスをしてしまったんだ…」と思った後に、「でも、自分ってそんなところも可愛いんだよな…」と付け足しましょう。自己嫌悪モードから少しだけ心が軽くなり、次の動きに移行できるようになるはずです。できれば口に出して言うと、更に効果が高まります。私のような24歳の男でも、この方法を実践しています。もちろん誰もいないところで、ですが。

人間だれしも、失敗はいくつでも経験します。その失敗の原因を分析し、次以降に生かすことは大事です。ですが、それを必要以上に引きずる必要は全くありません。むしろ、早く切り替えないと評価を取り戻す時間が減ってしまいます。

反省はしても後悔はしない。是非、皆様にはそんな考え方で日々を過ごして頂きたいと思います。

・結論

自己肯定感を上げるために、これまでの人生を否定して、自分を大きく変える必要はありません。

ただ、ありのままの自分を認めてあげましょう。

それだけで、あなたはこれまでよりもずっと生きやすくなるはずです。

自分自身を認めることが難しいのであれば、私があなたを認めます。

あなたは自分を変えるため、情報を収集して動き出すことのできる強い人間です。

これまでの長い文章で諦めず、最後の文章であるこの文を読めていることが何よりもの証拠です。

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